ビジネスシーンにおいて、何らかの業務を外注する機会が増えています。近年は何事もスリム化することが求められていますから、利益を上げるコア業務以外のノンコア業務の外注依頼が増えています。外注依頼は社宅管理といった福利厚生関係から、事務や経理などのバックオフィス業務も多く含まれます。中には電話営業代行といった、コア業務にかぶさる形の外注もありますが、あまり数は多くありません。
これらの外注を依頼する場合に気にするポイントはなんでしょうか?多くの方はコストを気にすることでしょう。外注するとコストがかかるのではないかと心配する経営者様や担当者様も多いですが、ありがたいことに外注はむしろコスト削減に寄与します。
とはいえ、値段ばかり重視すると失敗する可能性が高くなります。外注を依頼する際には、どこまでの権限を委譲するのか、どのような処理を、どのような頻度で行うかなど、非常に細かい部分まで決定し、外注業者側に連絡する必要があります。見積で一番安い業者に依頼したら、オプション料金を加算されて結局高くついてしまったということも多くあります。そのため、安さにはなにか裏があるとみて、事前に疑問点を潰しておくことが重要です。
コスパを重視、というと多くの方は「より安いサービス・モノ」を求めてしまいがちです。それではいけません。日本には古くから「安かろう悪かろう」ということわざもあります。そもそもコスパとは「コストパフォーマンス」の略ですから、「コスト」と「パフォーマンス」を分けて考える必要があります。
まず、依頼する前に自分たちが依頼することをいくらであればやりたいか、ということを考えるようにしましょう。依頼する分野について門外漢で見当がつかない場合は、自分たちの専門分野に置き換えてみましょう。その金額を目安に、外注先を探しましょう。
外注先の提示する金額が妥当かどうか調べるためには、実績を確認する必要があります。多数の企業が利用しているなどの実績がある企業であれば高品質な仕事をしてくれることでしょう。
注意が必要なのは、実績を公開していない場合です。代行関係は権利関係が難しく、クライアントの情報を保持するためにあえて実績を公開していないこともあります。取引数が少ないうちはそうかもしれませんが、たとえば数百社とのやりとりがあるとしているにも関わらず、1社たりとも公開していない場合はどうでしょう。少し不審だと思いませんか?
実績を誰にでもわかりやすい形で公開している企業は信用できます。たとえばこちらのヒップジャイブという会社は、ダンサーキャスティングをはじめダンサー派遣に特化した企業です。所属しているダンサーはCMやテレビ番組、映画など様々な場所で活躍しています。実績を確認することで、その企業が得意としているジャンルなども把握することができるため依頼したあとのミスマッチを防ぐことが可能です。