計測器のような利用されるシーンが限られる業務用機器は、処分方法に悩むという企業様が多くいます。まだ使用に耐えうるものを不用品回収業者に引き取ってもらうことは、コストがかかることとあわせて勿体ないと感じます。
しかし、使用するシーンが限定されがちな機器であることから、買い取ってもらうことも難しいのではないかと考えがちです。処分の方法に悩んでいる間は倉庫の中に眠らせておくしかなく、一部とはいえスペースを占有してしまいます。
確かに、計測器の多くは製造業に使われていますが、他の業種や業界も計測器に縁がないわけではありません。それどころか、実はどのような企業でも計測器を利用するシーンはあります。
どのような目的で使われるのか?
製造業ではない業種や業界では、例えば社内の受動喫煙を防止する目的や、熱中症を予防する目的で計測器を利用します。以下で、もう少し詳しく解説します。
<受動喫煙の防止>
タバコは、吸っている人が吸い込む主流煙の他に、先端から出ている副流煙があることはご存知でしょう。副流煙は、主流煙以上に体に大きな影響を与えるとも言われており、近年は副流煙を吸い込む受動喫煙を減らす対策がとられるようになっています。
企業でも、受動喫煙をなくすために、適切な環境を作ることが求められています。その際に使われるのが以下のような計測器です。
・一酸化炭素濃度計
・粉じん計
・風速計
これらの計測器を使うことによって、職場や喫煙所がしっかりと換気がされているかをチェックすることができます。
<熱中症の予防>
夏場になると、熱中症を発症する方が多く現れます。熱中症は、体内に熱がこもることによって生じる不調を指します。特に、屋外での労働がメインの業種や業界に多いと言われています。
熱中症への対策の一環として、厚生労働省は、職場の「暑さ指数(WBGT値)」を把握することを勧めています。暑さ指数を測るためには、気温の他に湿度や風速、輻射熱(ふくしゃねつ)を計測します。その際に使われるのが以下の計測器です。
・WBGT測定器
・温度計
・湿度計
もっとも簡単に、確実に暑さ指数を測れるのはWBGT測定器です。しかし、温度と湿度が分かれば暑さ指数の数値を求めることも可能です。
このように、目的次第ではどの業界や業種でも計測器は利用されます。正常に稼働する場合は、廃棄するよりも他社に買い取ってもらったほうが資金の足しになり、メリットを得られます。
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